交換率(こうかんりつ)
なんとなく理解
コイン・玉を景品カウンターで交換する時の交換比率のこと
解説
交換率とは、パチスロ・パチンコで得た出玉を特殊景品(金・きん)に交換する際の比率のこと。
交換率は地域やホールによって差があり、等価交換のところ、非等価交換のところがある。
また、非等価交換の中にも様々な交換比率がある。
等価交換
遊技する際に1000円で50枚のメダルが出てきたとする。
そのメダルをそのまま特殊景品に交換、換金所に持っていき、返ってきた額が1000円であれば等価交換。
非等価交換
1000円で50枚のメダルが出てきて、そのまま50枚のメダルを特殊景品に交換。
しかし特殊景品には交換できず、全て余りとなって一般景品(お菓子等)にしか交換できない場合がある。
これが、非等価交換。
1000円で50枚の貸し出しを受けたとしても、1000円分の特殊景品と交換するには56枚必要だったりする。
要はこの場合、ホールが6枚分の手数料を取っているという状況。
1000円入れる度に約100円損をしているとも言える。
交換率は地域やホールによって異なり
- 等価交換
- 1000円で46枚貸し出し→50枚で1000円分の特殊景品に交換。(この場合、期待値表では46貸/50交換などと記載される)
当然ながら、同機種・同設定の台を打ち、さらに同回転数で当選し、同じ出玉を得た場合、非等価交換店では損をする形となる。
この事から等価交換店を好む人が多い。
しかしながら、非等価交換店にはそれなりのメリットもある。
設定狙いなら非等価交換店がおすすめ
非等価交換店では手数料をとっている(その分儲けが多い)為、パチスロでは高設定投入・パチンコでは1000円当たりの回転数が優遇される等、打ち手へ還元を行う可能性が高まるとも考えることもできる。
また、実際に高設定投入の割合が高いことで知られている。
よって、設定狙いをするのであれば非等価交換店で立ち回ることでメリットを受けられる可能性が高い。
ただし、昨今は全国的に非等価がデフォルトになってきているため、交換率で優良店を判断するのは困難なのが現状。
設定度外視であれば等価交換店が有利
設定狙い以外の期待値稼働であれば設定不問で立ち回ることもできるため、等価交換店で遊技した方が結果的にお得とも言える。(どうせ設定1や2であれば交換率で損をしない方が得)
注意点
交換率はホールが自由に決めることができるため、しばらく通わない間に交換率が悪くなるということもあり得る。
そのため、貯玉していた場合は想定した額よりも少ない額分の景品にしか交換できなくなってしまう可能性があり注意が必要。
逆に交換率が良くなって得をする場合もあるが、これは昨今の業界全体の景気から考えれば稀なケースだろう。
変更の際、大抵のホールでは事前に告知が行われるため、普段から通っていれば特に問題はない。
また、交換率が変更になっても変更前の貯玉に関しては変更前の基準で交換に応じてくれる場合もあるが、これも稀なケースといえる。