- 無駄な投資をしないための必須知識(リセット恩恵 )
- スルー天井(スルー回数の引継ぎ)について
- 有利区間リセットタイミング(図解あり)
- データの見方
- AT間連続スルー回数について
- 前回枚数別の平均連続スルー回数
- 前回枚数別の平均獲得枚数
etc…
この記事では、スマスロ「シャーマンキング」について100台以上のデータ(約900,000G)を検証した結果を記載しています。
100台分のデータからの期待値は心もとないですが、
台の傾向や狙い目は十分把握できますので、特に以下に当てはまる人はぜひ最後までご覧いただければと思います。
- とにかく負けたくない
- 版権は好きだから打ちたいけど、無駄なお金を使いたくない
- 有料の記事は買いたくない
また、当サイト独自の情報を記載した以下の記事もオススメです↓
今後の稼働状況にもよりますが、情報は随時更新予定です。
更新情報
※ 更新項目はクリックできます
- 2025/02/20:重要「有利区間リセットのタイミング-データ機不具合による特殊な有利区間起算点の確認方法」について更新しました。
- 2025/02/14:「巫門遁甲ポイント解放後のスルー天井振り分け」について更新しました。
- 2025/02/08:重要「スルー天井&スルー回数の引継ぎ」について更新しました。
全体的な特徴
全体的な特徴は以下↓
- AT突入時の平均獲得枚数が多い
- ハイエナポイントが複数ある
よって、ハイエナ稼働 / 夕方以降の稼働に向いた機種だと言えそうです。
ただし仕様上、ゲーム数でのAT間天井が無いに等しいためハマる時はもの凄くハマります。
(検証上AT間最大ハマり:2400G)
そのため、後述する無駄な投資を防ぐための知識と有利区間等の機種特有の知識は必ず頭に入れておきましょう。
無駄な投資を防ぐために
無駄な投資を防ぐため・狙い目としてまず知っておきたいのがリセット恩恵です。
リセット恩恵
朝一リセット後(設定変更/同一設定の打ち直し)はボーナス間天井が500Gに短縮される
解析サイトには記載がない(※2025年2月7日現在)ところもちらほらあるので、注意が必要です。
朝一200G過ぎ位で捨てられている台があればチャンス。
他にも憑依ポイント関連のリセット恩恵もあるようですが、現時点では割愛します。
スルー天井&スルー回数の引継ぎ
SNS上で「スルー回数の引継ぎの有無」が話題に上がっており、ためスロでも実際に検証してみました。
結論、スマスロ「シャーマンキング」で最大の狙い目ポイントとなりそうです。
仕様として最大スルー天井が10スルー(内部的にポイントで管理)とされていますが、
検証の結果、このスルー天井は
- 状況によって引継ぎが行われている
- 朝一は非常に高い確率で内部ポイントが4pt以上溜まっている(最大10pt保有時のCZ突破で解放)
ということが見て取れました。
さらに、実践上は朝一6スルー状態(引継ぎ含む)でのスルー天井到達率が激高で、打つ際の超重要ポイントとなりそうです。


※暫定版のため、後日更新予定。ポイント解放せずに1日を終えたり有利区間をリセットしているデータもあるため、サンプル数-当選数にズレがあります。
以下で引継ぎの要件や引継ぎ例、データの見方を具体的に解説していきます。
スルー回数引継ぎの要件
引継ぎの要件は以下↓
- 朝一から一度も有利区間をリセットしていない
- ATに直撃していない(OS図柄揃い、リプレイからの直撃は除く)←超重要
※2025年02月08日現在において目視でスルー天井を確認しておらず、またデータ上はAT信号が上がることから「ATに直撃」と記載しています。今後記載が「エピソードボーナスに当選」等になる可能性もございます。
他にも要件がある可能性がありますが、まずはこれだけ押さえておけば今のところ問題無さそう。
要はボーナスからATに当選しただけでは、内部的なポイントがリセットされないという事です。
また重要なポイントとして、OS図柄揃いやリプレイからのAT直撃ではポイント解放は行われないと考えて良さそうです。(後述しますが、ここが一番の狙い目)
データ上、AT直撃時はAT信号が上がるためポイント解放と勘違いしないよう注意しましょう。
引継ぎ例
例えば、スルー回数引継ぎは以下のようなイメージ↓
引継ぎデータ例


見落としがちな引継ぎ例
また、以下のようなデータは解放したように見えて実は解放していないパターン↓


太字箇所の465G時点でスルー天井&ポイント解放していたとするならば、右から8回目(58G)のボーナス当選時も条件は変わらない(計5スルー)ため、この時点で解放していても良いということになってしまう。
→スルー天井に突入する際は直前がBB信号かつ当該信号が30G以上のAT信号である必要がある。
この「スルー天井に到達しているように見えて実は到達していない」パターンを見抜けるかどうかが差をつけるポイントになりそうです。
ただし当然ながら、直前がBB信号で当該信号が30G以上の場合でもOS図柄揃いやリプレイ(内部OS図柄揃い)によるAT直撃の場合もあるので注意。
スルー回数&ポイントリセット済みの確認方法
以下は推定のスルー回数(ポイント)リセットの確認方法↓
- 有利区間がリセットした
- すでにBB信号直後30G以上のAT信号が上がっている
という場合は、スルー回数(巫門遁甲ポイント)がリセットされていると考えた方が良さそうです。
データの見方まとめ
改めて、おすすめのデータの見方は以下↓
- BBの信号が2連続で上がっていたら1スルー、信号が3連続で上がっていたら2スルーという形で連数-1の数をスルー回数として加算していく
- 30G以上でATの信号が上がっていたら、スルー天井到達&ポイント解放の可能性が高い(直前はBB信号)
※データ機によってはRBで信号が上がる可能性もあり
データを見ているとAT信号の間に4,5G程のBB信号や15~25G程のBB信号が紛れていますが、これはそれぞれAT中のエピソードボーナス、差枚数等による有利区間リセット時の「グレートスピリッツ」によるものですので、通常時のボーナス信号と混同しないように注意しましょう。(データ上の信号について-シャーマンキング)
例としては以下↓(画像をタップ後にスマホを横にすると大きな画像で確認できます。)


巫門遁甲ポイント解放後(=スルー天井到達後)のスルー天井振り分け
2025/02/14更新内容
ここまで書いてきた通り、朝一リセット状態は内部的に4pt以上溜まっている可能性が高そうですが、
1度スルー天井に到達した際、以降のポイント振り分け(スルー天井までのスルー回数)はどうでしょう?
以下は、その検証結果です↓


この通りかなり厳しそうです。
サンプル不足ではありますが、解放直後はポイント加算には期待できず、シンプルに10スルー(11回目のボーナス)が天井という事で良さそうな気がしています。
よって、当日中に狙えるケースはかなり少ないでしょう。
据え置き店舗は要注目
据え置き店舗の場合は危険もありますが、見抜ければチャンスにもなります↓
- 朝一リセットと勘違いして6スルーを狙うと危険
- 据え置きと知っていれば、前日からの累計10スルーを狙える
例えば、以下のケースは注意が必要です↓


この場合、想定よりもボーナス回数が必要になってしまいます。(リセ後6スルー、解放後10スルーが期待度が高いとした場合)
ただし、据え置きと知っていれば話は別です。
例えばですが据え置きの場合、前日からのスルー回数を考慮して合計10スルーに達してさえいれば、リセット時の期待度が低い合計3スルーなんかもお宝台となります。
1度スルー天井に到達した台については考え方を変えて、
- 当日中のスルー天井狙いには向かないが、据え置き店であれば次の日以降の狙い台にできる
と頭に入れておけば立ち回りの幅が広がりそうです。
有利区間リセット(切断)のタイミングと恩恵
市場データ(約900,000G)を検証した結果、スマスロ「シャーマンキング」の有利区間リセット(切断)タイミングは以下の認識で良さそうです↓
- 一撃2,400枚以上獲得後のAT終了時(差枚数マイナスでもOK)
- 差枚数2,300枚程度到達(中には2,000枚程度で有利切断していそうなデータもあり)
※50枚/1kあたりの回転数を31回転としている(貸出率によって調整)ため、ここに乖離があった場合は多少枚数のズレが起こり得ます。
注目は1の「獲得枚数2,400枚以上獲得後のAT終了後」です。
それぞれ詳細を見ていきます。
1.獲得枚数による有利区間リセット
以下は獲得枚数による有利区間リセットをした(推定)際の詳細データです。
- ボーナス当選時差枚数:-3,142枚
- AT終了時獲得枚数(一撃):4,200枚
- AT終了時差枚数:1,058枚
- 終了後のボーナス当選G数:23Gかつその後AT信号
- その後、2,400枚獲得して再度AT終了→19Gでのボーナス信号後ATへ
吸い込み総枚数は3,142枚で、そこからの一撃獲得枚数が4,200枚、AT終了時点では当日差枚数1,058枚(4200枚-3142枚)となっています。
差枚数では2,400枚に到達していない(というか1,058枚は全くリセットするような枚数ではない)にも関わらず、その後のBB(ボーナス)信号は23GかつATに突入しています。
また、その後のATが2,400枚程度で終了し、同じように19GでBB信号→ATという流れをとっていることから、先程の一撃獲得4,200枚(差枚数+1,058枚)の時点で有利区間をリセットしているといって差し支えないでしょう。
データ上の信号について
AT信号の連続に混ざるBB信号にはエピソードボーナスもしくはグレートスピリッツがあり、
- 4~10G程度:エピソードボーナス
- 15G以上25G以下の場合は実践上グレートスピリッツ≒有利区間リセット
の可能性が非常に高いです。(検証上ほぼ濃厚と言っても良いレベル)
ほかにも、AT抜け後の即BB当選→AT当選やエピソードボーナスの可能性も考えられますが、以下の理由からグレートスピリッツ突入と判断して良さそうです。
- AT抜け後即BB→AT当選は、最低でも「アンナの特訓」→「CZ前兆」→「CZ」→「BB準備」を経由する必要があり、G数が25Gにおさまる事がまず無い。
- AT中のエピボはデータ上約4~8Gで信号が上がっており、わざと押し順を間違えない限りボーナス準備が15G以上に達することが実践上まず無い。(一部11G等のデータあり)
よって、差枚数が2,400枚に達していなくても(もっと言うとマイナスでも)一撃獲得の枚数によっては有利区間をリセットするということは、ほぼ間違いと言って良さそう。
さらに、検証上は同様の傾向が一撃獲得枚数2,400枚程度から起こっており(大量に)、一撃獲得2,400枚程度から切断をしている(もしくはその抽選をしている)と言って良いでしょう。
2.差枚数による有利区間リセット
スマスロ「シャーマンキング」では、+2300枚程度から差枚数による有利区間リセットの抽選が行われている可能性が高いです。
また、気になる挙動として+2,300枚程度(おそらくエンディング未突入?)でATが終了した場合、
有利区間をリセットしている可能性が高いにも関わらずグレートスピリッツに突入していないように見受けられるデータが複数上がってきています。
この場合、いずれも150~200G位までにBB当選→再度AT突入(大量獲得する場合が多い)という挙動を示す傾向にあるようです。(一部例外あり)
データのまとめ方の問題かもしれませんし予想の範囲を出ませんが、
例えば+2,400枚手前でエンディングなしで有利区間リセット(見た目上はわからない)後は、
最初のBBがエピソードボーナス(ハオEP含む)となる等の恩恵があることも考えられそうです。(現行の機械の仕様上、有利区間リセット時の恩恵は変えられないはずだが…)
現時点では、差枚数による有利区間リセットが行われていそうなデータを見つけた際は打たずに様子見を推奨。※目視等で挙動を確認した後、情報を更新します。
データ機バグによる特殊な有利区間リセットタイミングの確認方法
2025/02/20の更新情報です
前述した、有利区間をリセットしている可能性が高いにも関わらずグレートスピリッツに突入していないように見受けられるデータですが、目視で状況の確認ができました。
まず、どういったデータかというとこちら↓


画像内の☆の箇所ですが、実はこの回転数(158G)すべてAT中のものです。
AT中に大きく上乗せが発生した等で内部的にエンディングが確定した際に、データ表示機の不具合、バグ(?)が発生し、ATが終了する(有利区間を切断する)までの間、AT中にも関わらず通常時と同じように回転数がカウントされるようになってしまうようです。
よって、この場合は有利区間切断のタイミングは☆の部分となります。(厳密には全体獲得枚数から「データ機に記載されている158BB時の獲得枚数分」を引いた枚数が有利区間の起算点)
差枚狙いをする際などに、有利区間の起算点を確定できるよう頭に入れておきましょう。
(目視での確認時は同時に超・占事略決にも突入していたため、「エンディング確定のみ」or「エンディング確定+超・占事略決突入」のどちらが要件となるかは現状確定に至りません)
以下は、今回のようなケースか、それとも単なる通常時か判別する方法です↓
画像準備中
状況別データと期待度/狙い目
ここからは、以下の観点から市場データを検証した結果を記載していきます。
- ボーナスからのAT突入率(実践ベース)
- AT間連続スルー回数(連続スルー回数天井)
- 前回枚数別の今回平均期待獲得枚数
- 前回枚数別の今回平均スルー回数
詳しく見ていきましょう。
ボーナスからのAT突入率
検証データ内ではボーナスからのAT突入率は約53.5%となりました。
画像準備中
※設定及びスルー回数等の状況不問
導入初週のデータということもあり、高設定台が紛れている⇒突入率が高まる可能性は否定できません。
今後、日を追うごとに数値が低下する可能性がありますので注意は必要です。
後日改めてデータを集めてみようと思いますが、ボーナスからのAT当選率は意外と高いという印象です。(公表値では約44%程度とのこと)
AT間連続スルー回数
AT間連続スルー回数を検証したところ、以下のような結果となりました。
画像準備中
サンプルを増やしたり低設定台に限定した場合、7スルー8スルーと出てくる可能性は否定できませんが、今回の検証内では最大6スルーとなりました。
前述の通りボーナスからのAT当選率が50%を超えているので、
600件÷2=300(約2分の1が当選) → 300÷2=150 → …..と計算していくと、
6スルーではAT非当選のサンプルが4~5件程度となるので、この結果は当然と言えば当然でもあるんですが、
4スルー以降の当選率が上がっている点に注目です。
ブレの可能性ももちろんありますが、4スルー以降はやや期待度高めと頭に入れておいて、前述の「スルー天井の回数引継ぎ」と組み合わせると立ち回りの幅が広がりそうです。
前回枚数別-今回平均スルー回数
前回獲得枚数別の今回平均スルー回数がこちら↓
画像準備中
※AT中の一桁G数のBB信号及び推定グレートスピリッツのBB信号は排除済み
ボーナスからのAT当選率が50%超ということで全体的にスルー回数はかなり低い傾向ですが、
前回獲得枚数が2000枚に近づくにつれてさらにスルー回数の減少が見受けられます。
特徴は以下↓
前回1,751~2,000枚が特に強い傾向あり
特に1751枚以上はかなり優遇されている可能性があります。
前述した、
エンディングを迎えずに特定枚数以上で有利区間をリセット(見た目上はわからない)
→初回ボーナスがエピボ当選
という仕様も本当にあってもおかしくないレベルに感じてしまうほどです。(前回1751~2,000枚獲得時の平均スルー回数は驚異の0.1)
現時点では、差枚数による有利区間リセットが行われていそうなデータを見つけた際は打たずに様子見を推奨。※目視等で挙動を確認した後、情報を更新します。
前回獲得枚数が少ないとスルー回数が増える傾向あり
対照的に、前回獲得枚数が少ないとスルー回数も多くなってしまう傾向にありそうです。
特に前回751~1,000枚獲得時は厳しそうですね。
冷遇というよりは、これが本来の性能という感じでしょうか。
前回獲得枚数別-今回の平均獲得枚数
前回獲得枚数別の今回平均獲得枚数がこちら↓
画像準備中
前項目「前回枚数別-今回平均スルー回数」と多少似たようなかたちで、前回獲得枚数が多いと今回も獲得枚数が増える傾向にある可能性があります。
打つ際の全体的な注意点
以下は、今回の検証から考察できるスマスロ「シャーマンキング」を打つ際の注意点をまとめたものです。
- 朝一リセット(設定変更/同一設定の打ち直し)時はノーボーナス台の回転数を確認。状況によっては500G天井まで打てる。
- 朝一から有利区間がリセットされていなければ、累計のスルー天井が狙える可能性が非常に高い。
- 前回獲得枚数によって、ATまでのスルー回数の優遇/冷遇がある可能性あり(詳細)
- 前回獲得枚数によって、AT当選時の獲得枚数に優遇/冷遇がある可能性あり(詳細)
※同一設定の打ち直しは据え置きという意味ではありません。念のため。
まとめ
ためスロでは、損をしない立ち回りをするための情報を発信しています。
2025年2月10日(月)には各種SNSアカウントも立ち上げ予定ですので、ぜひそちらも併せて情報収集いただければと思います。
→SNSアカウントの立ち上げは諸般の事情により延期となりました。
注意書き
・当ページで使用している画像内のデータ・グラフは市場データをもとに管理人が作成した内容であるため、実際の挙動とは異なる場合があることをご理解ください。
・遊戯機の性質上、成果を確約するものではないことをご理解ください。